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性病の潜伏期間と有効な性病治療薬

カプセルと花

性病とは淋病、梅毒、鼠径リンパ肉芽腫、軟性下疳の4つの病気のことです。
ただし、広い意味では他の性感染症が含まれることもあります。

淋病は淋菌の感染によって発症する性病で、性行為以外に母子感染が起きることもあります。
潜伏期間は1~7日ほどで、短い時では数時間で発症することもあります。
発症すると男性の場合は排尿時などに性器に激痛が生じます。
なお、尿道が炎症を起こすと尿の出が悪くなり、雨が滴るように排尿されることから淋病と名付けられました。
女性が発症した場合には症状が出ない場合が多いのですが、放っておくと菌が広がって内蔵が炎症を起こすこともあるため注意が必要です。
母子感染の場合は乳児の眼が侵され、失明の恐れもあるため迅速な対処が必要です。

淋病に有効な性病治療薬としてはスペクチノマイシンなどの抗生物質が挙げられます。
なお、途中で服用を止めると耐性菌が生まれてしまい却って悪化する可能性もあります。

梅毒は瘡毒とも呼ばれる性病で、梅毒トレポネーマという真正細菌が感染することにより発症します。
潜伏期間は長く、1~13週間ほどで発症します。
症状は第1期~第4期に分類することができ、第4期まで進むと死亡することもありますが、現在ではそこまで悪化することはまずありません。

昔は梅毒を治すための性病治療薬として水銀が用いられたこともありましたが、現在ではペニシリン系の抗生物質が使われます。

性器クラミジア感染症は狭い意味での性病には含まれませんが、一般的には性病と呼ばれることも少なくありません。
クラミジア・トラコマチスの感染により起きる病気で、潜伏期間は数週間です。

テトラサイクリン系の抗生物質などが性病治療薬として有効です。